アコギの音色(古き良き時代のフォーク)に魅せられ早40年(笑)。最近は、あいみょん等、またアコギが注目されています。あくまでも素人の目線で、初心者にはどんなアコギがいいのか、どんなアコギを買うべきかを提案したいと思います。
スタートラインの違い
ここでは、(A)全くギターに触れたこともない初心者、(B)ある程度は弾いた経験のある人に分けて語りたいと思います(新品を買う場合に限定)。
(A)全くの初心者
身近に経験者がいれば、その人に聞くのが最も手っ取り早いです。
該当者がいない場合は、近くの楽器屋に尋ねるのがよいでしょう。初心者は良し悪しがわからないので、ネットで購入するのはおすすめしません。持った時のしっくり感や弾き心地は、楽器屋で実際に確かめるのが基本です。
値段はピンキリですが、初心者が練習し、長く使えるギターは大体5万円以上です。それ以下の値段は、変形や音の狂いがあるので注意です。
(B)ある程度の経験者
筆者もこのグループです。ここでは、数年練習して何曲か弾けるようになっている人を想定します。
ある程度上達すると、人前で披露したいとか、もっと難しい曲に挑戦したいという欲が出てくるものです。コロナ禍で下火になっていますが、本格的なライブハウスは敷居が高いという人のために、各地に「フォーク酒場」という店ができています。
各県(になければ隣県)に1店以上検索できると思います。音響がしっかりしている店も多いです。
そのような店のステージで弾くために必要なものは、「ピックアップ」が付いた「エレクトリック・アコースティックギター(エレアコ)」です。簡単に言うとマイクで音を増幅し、スピーカーから出す装置です。最近は、安価で性能も良くなっているので、数万円のエレアコもありますが、音質・壊れやすさ等で問題があり、ステージ上で使うのはおすすめしません。
目安は、約10万円といったところです。この値段になると、ギター本体・ピックアップ等の性能も間違いなく、プロが使っても遜色ない品質のものを揃えることができます。私が持って
いるのもこの価格帯です。
今回は、ここまでにしましょう。次回は、【第2回】エレアコギターはどのメーカーがよいのか? を語りたい
と思います。